top of page
検索
  • YURIKA

YURIPOETRIKA 47 "免許更新 2/2"



"免許更新 2/2"


講習会場で免許を配る女性「はいお待たせしました、何番ですか?」


ゆり香「28番です」


講習会場で免許を配る女性「ああ・・・28番さんですね、ニワさんですね、こちらですね・・・

(と言いながら免許ではないメモ用紙を渡される)」


ゆり香「ほ?」


講習会場で免許を配る女性「なんかね、お伝えしたいことがあるらしいです。

ああ大丈夫大丈夫、すぐ終わると思いますよ。

もう一度窓口に行ってくださいね、お待たせして申し訳ございませんね」


ゆり香「なんだらう〜なんだらう〜 (ドキドキしながら窓口へ)」


窓口にいた男性「ああ28さん、ニワさんね!

大変、大変申し訳ないんですが、写真を撮り直させていただきたいんです。

(男性の手元には"28ゆり香"とプリントされたピカピカの免許証があり、

ゆり香がにっこりと微笑んでいる)」


ゆり香「え、ででも、もうできているのに?」


窓口にいた男性「それがですね・・・

(男性は気まずそうに免許証を隠したかのように見えた)」


ゆり香「?」


窓口にいた男性「イヤリングのデザイン性が、強すぎるということです・・・

ですので・・・

イヤリングを外して、

撮り直させていただきたいんです、

こちらに再度お並びいただけますか?」


ゆり香「◯×▲◎■」



それはゆり香の免許証の写真から、


イヤリングが消えた日。




 

久々にupdateしましたユリポエトリカ!

50000とネタはあるのだけど。。。

要は何を最優先するかで

ゆり香はotonaな選択をせざるを得ないわけです。


でもその選択を課しているのも自分自身なわけで。


ああ、人生って奥深いっ♡



BISOUS, YURIKA

bottom of page