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YURIKA

YURIPOETRIKA 35 "朝の其の辺"

本日のユリポエトリカ35は

ユリポエトリカ1 (2019年8月21日) を読んだ後にご覧ください


YURIPOETRIKA 1

"早朝の日比谷"





"朝の其の辺"


このスローモーション感は

1度経験したことがある


まさか同じ痛みを経験するはずはない


あの日は雨だった

しかし今日はこんなにも晴れている

あの日は日比谷にいた

しかし今いるのは10年も住む其の辺だ


あの日は雨の日比谷だった

あの日以降雨の日に自転車には乗っていない

わたしは学んでいたはずだ


このスローモーション感は

舞っているとき 踊っているときのそれと似ている

わたしは全身のすべての部分で自らの生を感じる

人生の奇跡を全身で享受する


今わたしが体験しているのはそれと違う

あぁまたやってしまううんだ

わたしは今から倒れる

それには痛みが伴う

身体が冷静に身体の危機を予感している

いつになく客観的になるものだ


美しい青空

白い雲

輝く太陽

爽やかな風

いつもはわたしの味方をする彼らは

今はクスクスとわたしに指をさしているとしか思えない

わたしの前向きな詩的探究心は

自嘲的被害者意識に覆われてしまったのか


今わたしの右尻には痛みとあざが残る

わたしのこころを包み込むのは

乾いた笑いである


3日前だったか

わたしは2人の男性たちに助けられた

澄み切った美しい青空が広がる其の辺にて


3日前だったか


わたしは自転車と共に横転した













 

今のマイフィーリングを表現するのに最適なフォトが、

こちら。




もはや白目ですわ。



Have a lovely Wednesday evening, everyone♡

BISOUS, YURIKA

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